痛みからの解放
私の話しで恐縮ですが、私は「ぎっくり背中」痛の常習犯でした。
聞きなれない言葉かもしれませんがどういう痛みかというと、年に数回、腰より少し上の胸腰移行部、つまり胸椎と腰椎のS字カーブが切り替わるところを捻ってしまうのです。
そのぎっくり背中の傷みはギックリ腰同様、そうなると一ミリも動けなくなります。なったときの姿勢から少しでもうごかそうとすると激痛が走り涙が出るほどの傷みでした。
特に本番近くになるとやっちゃいまして。。。
整骨院の先生には、胸椎と腰椎の移行部分に強い力がかかり痛めるんです。 身体のアンバランスから来てるんですとのアドバイスを頂いておりました。
何かしらやらないと何も変わらないと思って色々やるんですがなかなか成果が出ず、定期的に身体を痛くしてしまう始末。治療してもらうと治るものだから、痛くなったら治してもらえばいいとそんな気持ちでいました。
そんな4年前のある日、とあるバレエ教室に発表会のゲスト出演させていただき、そのリハーサルに伺った際、そちらに健康体操の先生がいらしておりました。リハーサル後、「良かったら体験してみませんか?」と言って頂き、好奇心からやらせてもらうことに。
1時間程他の受講生の皆さんと一緒にどちらかというと安易な気持ちで受けさせていただきました。
やって30分くらい経った時だったと思いますが。。。
なんだか身体が軽い‼️
「なんだこの感覚!」
ビックリして講師の方に向かって、「なんていう体操ですか?この体操のトレーナーになりたいです。」と口走ってました。
今思えば講師の方は唐突で面食らったでしょうね笑
その後、習ったエクササイズを家でやってみたら段々と身体の変化を実感するようになりました。
いつもなら痛くなるタイミングでその常習の「ぎっくり背中」の痛みが出なくなったり、
疲れやすい足首が安定し、毎日していたテーピングをしなくなったり、
腰痛もあったのでリフトするときはいつもウェストベルトをしていたのにそれもしなくなり、そしてバレエも今までやってきた感覚と違う感覚になってきたのです。
その体操が「エゴスキュー体操」だったのですが、
以前は、痛みが怖くてこの動きをやったらまたあの痛みが出るんだろうなという後ろ向きな気持ちがありました。
今は痛みの事を考えるよりも、、、
どうやったら体がもっと強くなるのか?可動域が拡がるのか?バランスが良くなるのか?
そんな前向きな気持ちがです。
実際にトレーナーになり、体操を指導させていただくと、受講生の皆様にもいろいろな変化が出て、この体操の素晴らしさを実感するばかり。
ほんとに難しくなく、軽い動きなんですよね。
誰でもできるんです。
おススメですよ!
#K&S Ballet Space