「エゴスキュー・エクササイズ」 を取り入れた理由
更新日:11月15日
当スタジオには美容、健康のための「エゴスキュー・グループワーク」というエクササイズクラスがございます。学生からご年配の方まで幅広い年齢層の方々がエクササイズを楽しんでいます。 またバレエを習いに来ている生徒さんもウォーミングアップ、クールダウン、日頃のメンテナンスとしてエゴスキュー・エクササイズを実践しています。
先月の発表会本番において、お世話になっている整骨院のH先生に、生徒たちの本番直前の調整と万が一の怪我に備えて待機して頂いたのですが、先生のブログにも書いて頂きましたが↓
https://ameblo.jp/hamachouritz/entry-12546870151.html)
今回の発表会は身体の不調や怪我を訴える生徒がほとんどいなかったのです!
「エゴスキュー・エクササイズ」はアメリカ・サンディエゴで誕生した実積50年の痛み解消エクササイズです。
日常の身体の使い癖や運動習慣が影響して歪んでしまった身体に、適切な運動刺激を与え、筋肉を目覚めさせ、その結果骨や関節を正しい位置に導き、痛みや歪みを改善する運動療法です。
バレエクラスに来られる生徒さんはレッスン時間以外の多くを大人であれば家事やお仕事、子供(特に受験生)であれば机の前で過ごします。
その間どんな姿勢でいると思いますか?背中を丸めたままだったり、下を向いて頭が前に垂れていることが多いのではないでしょうか?
立つことが多い方でも、1週間のうちほとんどの時間を同じパターンで動いているんじゃないですか?
それらの偏った身体の使い方が長く続くと、一部の筋肉だけが使われ続け疲労したり、使われない筋肉は固まってしまい、アンバランスな体になってしまいます。
それでも身体はそれに対応しようとしてかばう動きを身に付けます。しかし、そのかばう動きの繰り返しがさらに骨格を歪ませ、結果として痛みや怪我に繋がってしまうのです。
バレエを指導していて、背中が丸い、背骨がねじれているなぁと感じることがよくあります。以前はそういう方がそのままレッスンを続けていると、特に発表会の振付などで練習が多くなってきた時に怪我をされる事が多々ございました。
そうならないためには、日常から身体を整えておく必要があります。そこで、ストレッチや筋トレをやるのですが、やり方次第では却って歪みや痛みを助長する原因になることがあるのはとても残念な事です。
「エゴスキュー・エクササイズ」は簡単かつシンプル、時間も長くやらなくても大丈夫!
続けていると知らないうちに体の歪みが矯正されバランスの良い筋肉がついてくるのです。
ある生徒さんは長年膝が痛く、トゥシューズを履いてしばらく踊っていると痛くて立てなくなるということでしたので「エゴスキュー・エクササイズ」をしばらくやってもらったところ、痛みなく長時間立てるようになったと話してくれました。
また、ある生徒さんは痛みは元々無かったのですが、身体を引き上げる(バレエを踊りやすくする技術のひとつ)感覚が分からなかったそうですが、「エゴスキュー・エクササイズ」をやったところ、引き上げる感覚が分かったと話してくれました。
私自身も長い現役ダンサー生活、もっといえば中学、高校時代の部活で肩、背中、腰、股関節、足首を幾度となく痛め、手術をしたり、整骨院などの治療院にお世話になっていたのですが、「エゴスキュー・エクササイズ」を続けていると少しずつそれらの痛みがなくなってきて、姿勢も良くなり体幹が安定、結果バレエをやって身体を痛めることが無くななってきたのです。
(効果は個人差があります。)
身体の不調で悩んでいるあらゆる年齢層の方はもちろん、バレエを習いに来る生徒さんにもバランスの良い体で怪我をせず、長くバレエを楽しんでいただきたい。そして、もっともっとバレエを好きになり、上達して欲しい。
そんな思いを込めて会員さんには「エゴスキュー・エクササイズ」を実践していただいています。
エゴスキュー・エクササイズを体験してみたい方、エゴスキュー・グループワークに参加してみたい方、ご質問のある方はWebページの
「 お問い合わせ 」 よりお願いします。